【セカンドビザ取得!】どうだったんだいファームジョブ~どんな仕事してたの編~

bundaberg-farm1 Bundaberg
バンダバーグのファームの景色

2023年4月~8月末くらいにバンダバーグで約5か月間ファームで過ごしセカンドビザを無事取得しました。今までの経験、ファーム生活や仕事などの記録とともに紹介していきます。

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まずはじめに

私は今、セカンドビザを取り終えワーキングホリデービザ2年目に突入しております。

ちなみにオーストラリアでは、ワーキングホリデービザで最大3年間滞在ができるんです。せっかくなら長く滞在したいと思う方はぜひセカンド、サードビザを取得しよう。

今回、私はセカンドビザを取得にあたりどのような仕事をしてたのかなどをお伝えしていきます。

(参考)
セカンドビザを取得するためには、オーストラリア政府の指定する地域や職業で88日以上働きます。
取得には条件があるので、詳しい詳細についてはAustralian Govermentのサイトでチェックしてみてください。

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どこで仕事をしたの?

私はBandaberg(:バンダバーグ)という地域でファームのお仕事をトータルで約5ヶ月ほどしました。
実際、セカンドビザ自体は4ヶ月目くらいで取得できていましたが、お金を稼ぐために少し長めに滞在していました。

Bundaberg(:バンダバーグ)ってどんなところ?

バンダバーグはオーストラリアのQLD(クイーンズランド州)に位置する都市です。

小さめの町ですがカフェやショッピングセンターもあり、バンダバーグのシティから車やバスで海に行くこともできます。
また、ジンジャービールやラム酒の工場があり工場見学や試飲体験もあります。
またそれは別の機会に紹介しますね。

(参考までに)
私はファームに行く前はブリスベンに住んでいたので、ブリスベンから電車で行きました。約4~5時間くらいです。
予約サイトはQueensland Rail Travelを使いました。

Australia-map1
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いったいどんな仕事をしてたの?

・チリのピッキング (約2週間)
・さつまいもミニトマト、ミニカプシカムのパッキング(約4ヶ月と少し) 

チリピッキング

木になっているチリをひたすらバケツに入れて収穫していきます。形が悪いものや腐っているものは捨てる作業も同時にしていきます。

私はチリピッキングを2週間しかしてないですが、かなりきつかったのを覚えています。

その日によるのですが、だいたい1日4〜6時間くらい働きます。雨が降ったり地面がぬかるんでいる日はお休みでした。

オーナー曰く、ここではチリが一年中収穫できるらしい。
ですが、チリが成長しておらず収穫できない場合はフィールド整備(チリの木がまっすぐになるよに紐で固定したり…これも中腰なので重労働)をするかお休みでした。


朝は少し寒く、屋外の仕事になるので帽子を被ってますが日中はかなり暑いです。(4月ごろ)

【よかった点】

・綺麗な朝日や夕陽、広大な土地が見れる
・音楽聴きながら仕事ができる(ちゃんとノルマをこなしていたら)

朝日が何より綺麗!これは屋外ファームジョブのいいところですね!
仕事後の達成感はかなりあり、また一緒に働いている子たちとなかよくなれる。
あとは、基本的に昼くらいには終わるのでのんびりする時間がいっぱいありました笑

【しんどかった点】

・体への負担が大きい
・毎日働けるわけではない(天気やチリの状態による)

チリの木の身長が低いため、常に中腰か座った状態でチリを取っていました。なので、身体的な負担があり一緒に働いていた人は腰を痛めていました。私は初日が終わった後は数日間、全身筋肉痛でした…

また、結構クビになる人も多く、ドキドキしながらいつも仕事をしていました。ちなみに、早い人だと初日にクビになっていました…
(※カジュアルだとクビになることは普通にあるのでその時は仕方ないです)

【私が働いたところ】

・アコモデーション付き
・カジュアル 時給制 屋外仕事

賃金:AU$26.73/H (2400円程度)2023年4月時点

私が働いていた時は
韓国、タイ、日本の人たちがいました。

【英語力】
そこまで必要はない。
仕事で使うことはほとんどないが、オーナーと一緒に住んでいたので日常会話や簡単なやり取りができれば問題ない。

chili-schedule

【チリ感想】
結局、2週間の間でも休みと労働時間が私のプランに合わなかったため仕事を辞めました。
体力に自信がある、のんびりしたファーム生活を送りたい方にはいいかもしれないです。あとチリが好きな人にはおすすめです。

さつまいもパッキング

屋内でレーンに流れてくるさつまいもをサイズ別の各ポジションごとに箱に詰める作業。ジャガイモみたいなサイズから両手で抱えるサイズまで様々!

1日長い時で10時間くらい(※友達いわく、最近は勤務時間が変わって8時間くらいと聞きました)
週3〜5くらいの基本は平日のみ。時々土曜日も。
正確な仕分けとスピードが必要な仕事です。遅いとクビになります。

【よかった点】

・仕事後の達成感が高い
・1日の労働時間が長い(人によってはデメリット?笑)
・天気に左右されない

結構長時間の仕事だったので仕事が終わった時の達成感はほかのファームの仕事に比べると高かったですね。
私はセカンドビザも取得したいのとお金を稼ぎたいのもあったので超時間働けるのは嬉しかったです。また、天気に左右されないのは良いですね。

【しんどかった点】

・朝が早い(4:30起きとか)
・重い芋のポジションになると体力が必要
・服が泥でドロドロになる

朝が早いので体が慣れるまでちょっと大変。
あと、ずっと立ち仕事なので脚がぱんぱんになるのと作業中はポジションにもよりますが袖など泥でびちゃびちゃになります。

協力するところは声をかけあって作業しますが、基本作業中はおしゃべりできないので1人黙々と仕事をしていきます。

【私が働いていたところ】

・アコモデーション付き 社用車あり

カジュアル 時給制 屋内仕事

賃金:AU$28.26/H (2500円程度)2023年7月時点

わたしが働いていた時は
日本、タイ、中国、台湾、オーストラリアなど色んな国の方がいました。

【英語力】
ある方がもちろんいいが、そこまで必要はない。
聞き取れなかったことなどはみんなで後で共有しあっていました。

sweet-potato-schedule

【さつまいも感想】
作業自体は単純でしたが、さつまいもを仕分ける正確さとスピードが重要でした。働いていると色んな国の人とも仲良くなれるので楽しいですね。
基本的に一年中仕事があるのと屋内なので私個人的には特におすすめです。

(余談)

私が驚いたことがあるのですが日本とさつまいもが違う!!
日本のさつまいもは周りが紫で中が黄色の品種をよく見かけますが、オーストラリアでは周りがオレンジっぽく中もオレンジ色のものが多いです。蒸すとかぼちゃみたいな色になります。

そして何より、この品種は日本のさつまいもと比べてあまり甘くない。なんだかジャガイモとかぼちゃを合わしたようで甘くない感じ…初めて食べた時は衝撃を受けましたね!笑
さつまいもではないって思っちゃいました!笑

なので食べる時は、芋餅、スイートポテト、ポテトサラダにしたりみんなアレンジしながら食べてました!
それは美味しかったです。笑

sweet-potato-Bundaberg

左:日本よりのさつまいも 右:オーストラリアのさつまいも(皮むいた状態)

・ミニトマトパッキング

ミニトマトが機械から流れてくるので虫に食われているもの潰れているなどを除いていきます。その後、機械がパックしてくれるので同中でエラーがないかをチェックし箱に詰めていきます。

【よかった点】

・体力的にはそこまでしんどくない
・時期によっては毎日仕事がある
屋内仕事なので天気に左右されない

他のファームと比べて身体的な負担は少なかったです。また、時期にもよるのですが土日関係なく仕事があったのも嬉しいですね

【しんどかった点】

・目が乾燥する
・集中力がいる

虫食いなどのトマトを見つけるときは常にトマトをみているので目がかなり乾燥するのとスピードが必要になるので大変でした。

また少数精鋭でなおかつ上司とのコミュニケーションが英語なので英語が喋れるほうがスムーズに仕事ができます。
私はスーパーバイザーにもっと英語頑張った方がいいと言われました笑

・ミニカプシカムパッキング

★まず初めにミニカプシカムとは唐辛子やピーマンなどを含む、辛味をもたらす植物の学名です。
私のところが取り扱っていたのは小さなパプリカみたいな感じでした。

機械から流れてくるカプシカムの茎を取って箱に詰めていきます。その後梱包する作業をします。
これはミニトマトと同じ日にすることもありました。

【よかった点】

・身体的負担が少ない
・屋内仕事なので天気に左右されない

カプシカムは軽いのと作業のスピードは速くても身体的負担は少ないです。あと、あまり服は汚れないですね。

【しんどかった点】

・黙々と仕事をする
・労働時間は短め

ただひたすら無心で仕事をしていましたね。ミニトマトをしているときよりは時間がゆっくり進む気がして穏やかな雰囲気でした。

【私が働いていたところ】 ミニトマトとミニカプシカムは同じ会社

・アコモデーションつき
・カジュアル 時給制 屋内仕事

私が働いていた時は
中国、日本、タイ、台湾の方がいました。

賃金:AU$28.26/H (2500円程度)2023年7月時点

1日の流れは時間がその日のよって本当にばらばらでした。
3時間の時もあれば10時間の時もあり、始まる時間もその日によって全く違いました。

【ミニトマト、ミニカプシカム感想】
他のファームの仕事と比べると身体的負担は少なかったですが、その分集中力やスピード感をより求められます。
また、英語でのコミュニケーションが大切になるのである程度の英語力がある方がいいですね。私はあまり英語ができる方ではなかったのでもっとできるようになりたいと悔しい思いを何度もしました。

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最終まとめ

仕事を始めた頃はこれを最低でも3ヶ月もやるのか…と正直あり得ないとショックを受けまたね。ですが、やり始めるとなんだかんだで約5ヶ月間もファーム生活をしていました…
なんでもやってみると慣れてくるものです笑

ファームの仕事をしてみて、どの仕事もそれなりに正確さとスピード感は大切だと思いました。英語に関してはなくても働くことはできますが、英語が話せる方がもちろんよりよいコミュニケーションを取ることができますし上司からも信頼を得ることができます。

ファーム生活では普段の生活も仕事もほぼ同じメンバーでやっていたので仲良くなるととても充実したファーム生活を送れるので楽しいです。
また、ほぼ仕事をしていたのでお金を貯めるのには良かったですね。ただ出稼ぎというほど稼げるかというと時給だったのでどうなんだろうっていうのが今回のファーム生活を通しての私の意見です。

ファームジョブを終えて、友達や職場のスーパーバイザーや色んな人に出会えて、また日本では私はしたことがない仕事だったのでとてもいい経験になったと思います。

※あくまで私の感想と意見になるのでファーム記録として参考程度に見てもらえると嬉しいです。ファームによって仕事内容は異なります。また、これは仕事の斡旋や紹介をするわけではないのでそこはご了承いただけますようにお願いいたします。

bundaberg-sunset

バンダバーグの素敵なSunrise

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